刃先にダイヤモンド砥粒が埋め込まれたダイヤモンドビットを高速回転させ、コンクリートを始めALCや押出成形セメント板、ブロック、石、金属系サイディング等、様々な材質の構造物を低騒音・無振動で穿孔する工法です。
発生する切削粉塵の除去とビット冷却の為に水を刃先に送りながら穿孔します。
大きく分けて、アンカー等を利用して機械を被穿孔物に固定し穿孔する方法とハンドコアドリルを使用して手持ちで穿孔する方法の2通りがあります。
連続穿孔によるコンクリート構造物の解体作業にも利用されます。
ダイヤモンドコアとは
ダイヤモンドコアの主な用途
- [ 建築工事 ]
- 設備・電気・水道・ガス工事等の配管配線作業に伴う穿孔 など
- [ 土木・耐震工事 ]
- 落橋防止用アンカーボルト設置に伴う下穴穿孔、耐震補強工事用貫通穿孔 など
- [ その他工事 ]
- 解体作業に伴う連続穿孔、ワイヤーソー通し穴穿孔、供試体採取用穿孔、吊込み穴穿孔 など
ダイヤモンドコアの特徴
- 低騒音・無振動で14.5φ~600φの構造物穿孔が可能
- 3点式コアビットを使用することで長い距離の穿孔が可能
- 湿式工法・乾式工法があり乾式工法は水が不要
- 固定式、手持式の2通りにより様々な状況での穿孔に対応